2022-03-22
不動産の売却は大半の方が初めてだと思います。
どのような売却方法があるのか、売却が完了するまではどのくらいの期間が必要でどのような流れなのか。
松戸市において、多くの売却活動のお手伝いをさせていただいてきた経験をもとに、不動産売却の流れをご説明していきます。
是非、不動産売却のご参考にしてみてください。
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媒介契約とは、不動産を売却するために売却活動をしてもらう不動産会社と結ぶ契約のことです。
売主と不動産会社で結ぶ媒介契約が、不動産の売却活動の最初の流れとなります。
媒介契約は「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類あります。
主に、「自分で買主を見つけて取引ができるか」と「複数の会社と契約できるか」の違いがあります。
それぞれで特徴が異なりますので、特徴を理解してあなたにとって最適な媒介契約を選んでください。
3つの媒介契約において、売主と不動産会社双方にとって一番自由度が高い契約です。
契約期間の定めはとくになく、自分で買主を見つけて取引することもでき、複数の不動産会社と契約することができます。
また、不動産流通機構(レインズ)への登録が義務ではないため、情報が全ての不動産会社に公開されずに未公開という形で売却活動をおこなうことができます。
かつ、複数の不動産会社に販売活動をおこなってもらえるため、様々な売却方法にて売却をおこなえます。
しかし、複数の会社が売却活動をおこなうため、不動産会社としては、売却活動にかけた費用すら回収できないリスクが生じます。
そのため積極的に売却活動をおこなってくれない可能性もあります。
一社だけにお願いして売却機会を損失されるのは不安という方は、一般媒介契約を結ぶことをオススメします。
しかし、窓口が複数となり、各会社より様々な連絡が入ることから、対応が面倒という方にはあまりオススメ出来ません。
こちらは2番目に自由度が高い媒介契約です。
契約期間は最長3か月で、自分で買主を見つけることが出来ますが、売却活動をお願いできる会社は1社のみとなります。
媒介契約を結んだ後の流れとして、不動産会社は媒介契約の翌日から7日以内にレインズへの登録をおこなうため、他の不動産会社が一斉に物件を各買主へ紹介することができるようになります。
そして販売状況を14日に1回以上、売主へ報告する義務も生じます。
そのため、反響を見ながら売却方法を変えていくことが出来ます。
また媒介契約を結んだ不動産会社は、物件の売却が完了することで売主から仲介手数料を確実にいただけるので、一生懸命に売却活動をおこなってくれる傾向があります。
こちらは自由度が一番低い媒介契約です。
契約期間は専任媒介と同じく最長3か月で、売却活動をお願い出来る不動産会社も1社のみですが、自分で買主を見つけて取引することができません。
媒介契約後の流れとして不動産会社は、媒介契約の翌日から5日以内にレインズへの登録義務があり、販売状況の報告は7日に1回以上となります。
そのため、販売活動の状況を把握しやすく、頻繁に確認しておきたいという方にはオススメの媒介契約です。
このように媒介契約によって、売却の反響が変わってきますので、売却する不動産の特徴によって適切に選ぶことが大切です。
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媒介契約後の流れとして、物件を売却するために売却活動がおこなわれます。
しかし、一体どのような売却活動がおこなわれているのかは、あまり知らない方も多いことでしょう。
ここでは、どのような売却活動がおこなわれているかご説明いたします。
不動産会社によって、自社の物件情報サイトを持っています。
このサイトに物件情報(間取りや写真、特徴など)を掲載することで、買主から問い合わせが来るようになります。
外部の大手不動産情報サイトへ、物件情報を掲載して集客を図ります。
しかし、外部のポータルサイトへ掲載するには掲載費用が発生しますので、媒介契約の種類によっては、積極的に掲載しない不動産会社もあります。
不動産会社は業界内で非常に深い横の繋がりを持っています。
物件の情報はお互いに共有して、売主や買主に還元できるように日々努めております。
このネットワークを駆使して、売りたい人や買いたい人を繋げられるように交流していきます。
今までお問い合わせのあったお客様にどこよりも早く最新の情報をお届けしてご紹介します。
専任媒介、専属専任媒介で媒介契約を結んだ場合は、登録義務がありますので、登録をして他の不動産会社からも、お客様にご紹介できるようになります。
新規のお客様に情報を知ってもらうために、チラシなどでこちらから情報をお届けします。
SNSを運用している場合、SNSにて物件の告知をおこない集客を図ります。
しかし、あくまでこれらの売却活動には、不動産会社によって得意不得意がありますので、どの方法が得意なのかを知ることも大切です。
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不動産売却の流れとして、媒介契約から売却活動の種類をご説明しました。
それでは、不動産の売却にかかる期間はどれくらいなのでしょうか。
売却活動の期間は平均で6か月~程度と言われています。
ここでは、流れを踏まえて売却期間をご説明していきます。
記事内でもご説明した、媒介契約までの期間です。
物件の売却活動をしないことには始まりませんが、媒介契約を結ぶ前にも大事なことがあります。
それが、不動産の査定価格と周辺の相場を知ることです。
物件価格と周辺の相場を知るために査定をお願いして、どこの不動産会社に売却を依頼するかを選ぶ期間です。
次の流れとして、媒介契約を結ぶ会社を選定後は、実際に売却活動をしてもらいます。
様々な売却方法でお客様を探し、買主を見つけていきます。
この期間は、物件の状態や価格設定などにもよってばらつきはあります。
売り出してすぐに買い手が見つかるものもあれば半年以上見つからない場合もありますので、市場の反応をよく見ることが大切です。
契約後は、一般的に物件の引渡しまで1~3か月後には引渡しとなります。
この間に、売主は次の住まいへの引越しの準備などをおこなうようにしてください。
しかし、どうしてもすぐに引渡しができない場合は、条件付き売却として引渡しの時期の条件をつけて、売却活動をおこなうこともできますので、不動産会社とよく相談しましょう。
以上が大まかな売却活動の流れです。
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不動産売却の流れを踏まえて、売却活動をご説明してきました。
売却の流れを知っておくことで、次の行動を取りやすくなります。
また、不動産会社選びによって、売却活動や期間が変わってきます。
松戸市、鎌ヶ谷市、柏市でご売却をご検討中の方は、まず私たちプレミアホームワークスにご相談ください。