2022-08-23
水路に面した土地の売却を検討しているが、売れ残らずに早期に売却ができるのか不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
水路に面した土地は、さまざまなリスクがあるため売れにくく、売却時には注意が必要です。
この記事では、水路に面した土地のデメリット面と売却方法にくわえて、売却における注意点をご説明します。
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水路に面している土地のデメリットには「建築不可物件の可能性」「軟弱地盤の可能性」「浸水の危険性」の3つが挙げられます。
水路に面している土地は、道路を挟んで水路があるため、建築基準法で定められている接道義務に満たされていない可能性があります。
接道義務を満たすには、土地が道路に2m以上接していなければなりません。
また、水路に面した土地は、通常よりも水分が多く含まれて軟弱地盤となっている可能性があります。
さらに、雨量によっては水路が溢れることによって浸水被害が発生する恐れがあります。
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水路に面している土地の売却方法には、「居住用以外で売却」「占有許可を取得して売却」「建築しない土地として売却」の3つの方法が挙げられます。
接道義務に満たされていなくて建物が建てられない場合には、居住用以外での土地活用方法を提案しましょう。
たとえば、資材や物置場、駐車場などですが、買い手が絞られてしまいます。
また、水路の占有許可の取得後に、道路に2m以上接した橋を架けることによって、接道義務が果たせられます。
建築しない土地としての売却も可能ですが、やはり占有許可が取得されていない水路に面した土地は売れにくいので注意してください。
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水路に面している土地の売却をするときの注意点には「占有許可が引き継がれるか」「告知義務を果たす」「売却価格は下がる」の3つが挙げられます。
先述した水路の占有許可が土地購入者へ引き継がれるかを確認しましょう。
占有許可が引き継ぎされなければ、買い手が無断で占有許可の橋を利用していることとなり、トラブルに発展しかねません。
また、建築不可物件や軟弱地盤など瑕疵の部分の告知義務をおこなうようにしましょう。
契約後に瑕疵が見つかった場合には損害賠償を負わなければなりません。
なお、売却価格は水路に面していない土地に比べると下がってしまうのも注意点です。
売却価格は市場相場を確認してから決めましょう。
水路に面した土地には、いくつかのデメリットがあるので、注意点もあわせて確認してから売却しましょう。
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